食の学習です。
人間は一日3食食べる活動を一生続けます。ただ食べるのではなく、その大切さや楽しさを知ってほしい、と願い、以下の内容で学習を行います。そこで、『お家の料理のプロ』として、家庭での食事作りのノウハウをぜひ、子どもたちに教えていただきたいと思います。以下のような学習ないようで取り組むので、子どもが質問をした時や食事の時などにアドバイスをしていただけると助かります。ご理解とご協力をお願いいたします。
【ねらい】 ・食事調べや食事作りの計画を通して、日常の食事と食生活に関心をもつことが
できるようにする。 ・栄養のバランスを考えて、一食分の食事を工夫して考えることができる。 ・実習計画に沿って、能率的に調理をすることができる。 ・一食分の食事作りを通して、栄養に留意した食物の取り方が わかる。 |
【おおまかな学習の流れ】
1.自分の食生活を見直す
↓ 2.『自慢メニュー』を作ろう! ↓ 3.料理のプロにアドバイスをもらおう ↓ 4.実際に作ってみよう | |
『自慢メニュー』とは ・家族みんながおいしく食べられること ・栄養のバランスがよいこと ・簡単に作れること ・安いこと(日常的に作れること) | |
【具体的な学習の内容】
1.自分の食生活を見直すことについて
ここでは、決してご家庭の食生活を否定するものではありません。作っていただいている食事を好き嫌いなく食べているか、家族一緒に食べられる時間があるのに自分勝手なことをしていないか、など個人の食生活の見直しをします。
2.『自慢メニュー』について
今回の学習では、ごはんとみそ汁にあうおかずを考えますが、生魚、生肉は使用しません。(安全面から)缶詰など加工食品を使用することも一つの工夫と考えています。
3.料理のプロにアドバイスをもらおう
今回は、お家の方と栄養士の先生にアドバイスをいただく予定です。お家の方からのアドバイスは宿題とさせていただきますので、学習前にも何気ない会話の中に取り入れていただけたらありがたいです。以下の内容を参考にしてください。
【栄養士の先生からの話】*予定 栄養バランス 費用(予算) 栄養の過剰、不足の害 和・洋・中などの統一性 旬の素材の良さ 学校給食と家庭食の違い など | |
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【お家の方からの話】 *例として 普段作っているメニューへの思い おいしく楽しく(家族の好みを考えて) 予算内で(あるもので) 調理法の工夫(一つの素材でも加熱の 仕方によって変わる) 家庭に伝わる料理 地域に伝わる料理 など | |
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4.作ってみよう
前回行った「料理長」方式で行いたいと考えています。個人が考えたメニューを個人で作ります。個々のメニューについて、栄養士の岩井先生にアドバイスをいただいたあと、学校で実習をします。
そのあと、家で実習を行ってもらう予定です。
*たくさんの理想を書かせていただきました。お忙しい中での普段の食事作りですので、毎日このようなことを考えている訳ではないと思います。しかし、一週間に一度でも考えていることがあれば、それを子どもに話していただけるだけで、子どものとらえ方は違うと思います。普段の生活に密着した学習を考えていますので、ご協力をお願いいたします。ご質問等ありましたら、担任までお知らせ下さい。
平成17年9月 1日
第5,6学年保護者 様
家庭科実習ボランティアの募集について(ご案内)
日中は暑さが厳しいものの、朝晩に秋の虫の声を聴くようになりました。保護者の皆様には日頃より、学校教育にご理解とご協力をいただき、ありがとうございます。
さて、皆様へご協力のお願いを申し上げます。2学期の家庭科学習では、裁縫の実習が行われます。5年生では、ミシンを使って自分で使えるものを楽しく作ることができるようになること、6年生では、基礎基本を達成できる作品の中から自分が作りたいものを選び、それぞれの製作の計画に沿ってミシンを使用して製作することがねらいとなります。子どもたちは「上手に作りたい」、「ミシンをうまく使いこなしたい」という願いをもってより、製作を楽しみにしています。
そこで、この意欲を持続させ、願いをかなえられるようにするために、製作活動時に子どもたちを支援してくださる方(学習ボランティア)を募集したいと思います。募集内容については下記の通りです。参加可能な方は、下記の参加票を9月5日(月)までに担任へ提出してください。
記
1.期 日【5年1組】
【5年2組】
【6年1組】9月14日(水)、26日(月)、10月3日(月)、10月6日(木)
10月13日(木)、17日(月)
【6年2組】9月22日(木)、27日(火)、10月4日(火)、11日(火)、
18日(火)、25日(火)
2.内容 5年『布で作ってみよう』、
6年『生活を楽しくするものを作ろう』製作の支援
ミシンの扱い方(糸のかけ方、下糸の出し方等)
型紙の作り方、布の裁ち方、仮縫いの仕方、返し縫いの仕方、
糸のしまつの仕方、布端のしまつの仕方 等
3.人数 1回の授業につき、6人くらい
4.会場 家庭科室
5.その他 事前に簡単な説明会を行います。(資料を配付します。)
日時 9月 9日(金) 15:10〜16:00
内容 学校のミシンの扱い方、ミシン縫いの基本
学習の流れ、製作の手順、
上履きをご持参ください。
家庭科ボランティア参加票 (6年用)
学習ボランティアに参加します。
年 組 児童氏名
出席者氏名
参加できる日に○をおつけください。
( ) 9月 9日(金)説明会
( ) 14日(水)6の1 型紙を作る、布を裁つ、
( ) 22日(木)6の2 型紙を作る、布を裁つ
( ) 26日(月)6の1 しつけ、仮縫い、等
( ) 27日(火)6の2 しつけ、仮縫い、等
( )10月 3日(月)6の1 個人の計画に従って製作(1)
( ) 4日(火)6の2 個人の計画に従って製作(1)
( ) 6日(木)6の1 個人の計画に従って製作(2)
( ) 11日(火)6の2 個人の計画に従って製作(2)
( ) 13日(木)6の1 個人の計画に従って製作(3)
( ) 17日(月)6の1 製作、仕上げ
( ) 18日(火)6の2 個人の計画に従って製作(3)
( ) 25日(火)6の2 製作、仕上げ
*9月5日までに担任に提出してください。
お子さんの所属するクラスでなくてもご協力いただけると助かります。説明会にて詳しい資料
を配付します。
ご質問等ありましたら、担任まで連絡をお願いします。
子どもの支援にあたってお願いしたいこと
○子どもが困っているときに助言してください。
*すべてやってあげることのないようにお願いします。
*ミシンの調子が悪いときなど、子どもが扱って危険な可能性がある場合にやっていた だけると助かります。
○5年生は、ミシンの扱いが初めてです。前の時間に教わったことも忘れてしまう場合が あるので、声をかけていただけるとありがたいです。
○「返し縫い」、「ポケットなどの一針落とす作業」などについては、「丈夫につくる」と いう点から、確認してください。
*場合によってはやり直しをさせてください。
○針やミシンの扱いについては担任も十分気をつけますが、危ない行為については遠慮な く注意をしてください。
○その他
来校していただいたときには、名札をつけるよう、お願いいたします。
*名札はこちらで準備します。
職員室玄関から入り、職員室に一声かけていただいた後、直接家庭科室においでくださ い。
月曜日に、『おいしい野菜サラダを作ろう』の調理実習に入ります。ここでは、調理の基本を押さえながら、おいしいサラダをグループごとに作るという学習です。班によって、材料が違うので、子どもがお願いした材料を用意していただけると助かります。なお、班によって材料の購入方法が違います。今後学習で取り入れますが、材料を買う、ということも「食べる」活動には含まれてきます。以下の方法で子どもたちに提示していますので、班で購入してきたい、という場合には気をつけて行くよう、声をかけてくださるとありがたいです。
子どもたちが考えているサラダの例
キャベツ、にんじん、レタス
キャベツ、きゅうり、トマト
キャベツ、ピーマン、トマト など
なお、調理実習となりますので、5点セットのほうも忘れないよう、声かけをしていただけるとありがたいです。ご協力、よろしくお願いします。
*なお、前回の学習で、「包丁の扱い方」を行いました。
「ねこの手」でものを切ることを確認したので、ご家庭
でも練習させていただけると、より実践力が身につくと
思われます。また、「先生、昨日サラダ作ったよ。」と
嬉しそうに報告してくれる人もいます。せっかく作った
ものですので、「チャレンジカード」に記入できると
自分の「宝物(記録)」としての積み重ねができます。
あわせて、ご協力のをお願いいたします。
小学校5年1組 学級通信 No.○○
家庭科学習をスタートするにあたって
5年生から新しく「家庭科」という教科がスタートします。家庭科では、日々の生活に密着している衣食住、人との関わりについて学習します。学校で学習したことを家庭や地域で振り返り、実践出来る力を身につけていってほしいと考えていますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
29人の子どもたちは、一人として同じ人がいません。29通りの生き方があり、家族があります。一人ひとりがみんな違うことを学習の初めに話す予定です。顔も違うし、家族も違う、生き方も違うので、その一人ひとりのよいところをお互いに見つけ合って、「変わっていこう」という話をします。子どもたちが自分たちのよいところを見つけて紹介しあえたり、友達のよいところを見つけて「変わって」いけるような学習を進めていきたいと考えています。家庭科学習では、以下のことをねらいとしております。別紙にて学習の年間予定をお知らせしますので、ご家庭のご理解とご協力をお願いいたします。また、家庭での実践を宿題として、『お家の人からの一言』を書いていただく場合があります。お忙しい中、恐縮ですが、子どもが意欲をもって取り組めるよう、重ねてご協力をお願いいたします。
【家庭科学習のねらい】
○学ぶこと、生活することに喜びを見つける力(感性)
○自分を見つめる力(自己評価力)
○生活の課題をとらえ、考え、判断する力(思考力)、(判断力)
○工夫して実践する力(実践力)
○家族や友達や周囲の人と交流する力(コミュニケーション力)
○生活に必要な基礎的な知識・技能を知る
30日に行う予定の調理実習について、計画を立てました。調理の計画を立てること、材料を用意すること等も「食べる」活動を行う上での大切な計画です。今回の調理実習では、食の基本となる「ごはんとみそ汁」を作ります。そこで、以下のように子どもたちが計画をたてましたので、ご理解とご協力をお願いいたします。
1.米、みそについて
各家庭で使っている米やみそを知る、という点から、各自に持ってきてもらいます。できれば、だしの入っていないみそがいいのですが、わざわざ購入する必要はありません。
(実習は、ブレンド米や合わせみそで行います。)
2.みそ汁の材料について
できれば、ということで以下の2点を提示しています。@季節のもの A地域のもの
そして、2〜3種類を班ごとに決めました。
購入方法
材料を購入することも学習なので、以下の3つを紹介しました。各自、負担が同じようになるようにさせたいので、ご協力をお願いいたします。
@各自、だいたい同じ金額になるように、持ち物を分担する。
このとき、家にある材料を使ってもかまわない。
(「盛岡の親戚から送ってくれるわかめが家にあるよ。」と言った人がいます。ご家庭 でOKであれば、すてきな材料になりますね。また、「おばあちゃんの家から持ってき てもいいの?」と聞いた人もいました。畑からの材料であれば、それほどおいしいもの もないですね。いずれも、お家のかたがOKしたらだよ、と念を押しています。)
A数名の人が材料を買ってきて、金額を計算して集金する。
この場合、一人の人に負担がかかるといけないので、数名で買ってくること、としまし た。また、計算ではレシートが必要なことも話しています。
B班の人が集まって材料を購入し、金額を出し合うこと。
買い物も大切な学習なのですが、時間的なこと、お金が関わること、等ご家庭での判断 も必要になります。班の人が大丈夫で、なおかつ「必ずお家の人の許可をもらうこと」 と話しました。
「いつ、だれと、どこに、買い物に行くのか。」をきちんと伝えるように話しました。
*いずれも、ご家庭の人に話すことになっています。自分の口で伝えられたらいいのです が、もし、不明な点等ありましたら担任までお知らせ下さい。