身の回りを気持ちよく
5年生になり家庭科の学習が始まった。新しい教科に気体を膨らませ、毎回楽しみにしている子
どもたちである。初めての家庭科では、「どのように生活しているのかな」〜わたしの生活をみつめ
よう〜の学習を行った。自分の家庭での家庭の生活をみつめることからはじめ、自分の活動を支え
る家の仕事について調べ、友達と話し合い分類し、発表した。そこで、「家庭にはいろいろな仕事が
あること」「自分にできることがたくさんあること」などに気づいた。「衣食住」の観点にも自ら学習して
いく中で気づいた。その後、家庭で自分にできる仕事を実践した。
本題材では、先の学習で家庭生活全般について学習してきているので、今回はそれを土台とし、
「住」の部分について学習していくこととした。
自分の生活を見つめ、現状を話し合い、それをグループで分類することで、たくさんの課題の中か
ら自分の家庭にあった課題を見つけていく。それを課題解決していくことで、より気持ちよく生活する
ための新たな課題を見つけ、実践することを通して、自分自身の生活をスキルアップしていく体験を
実感させたい。
また、本題材では不用品の活用や、ゴミの処理ができることもねらいとしている。買ったものやもの
やもらった物を大切にしたいという思いがあるだろうが、たくさんありすぎて必要ないものもあるだろう。
児童が不用品の活用や環境への配慮に気づくことで、生活をより快適に過ごすことをこの題材を通して
実感させていきたい。