本時の学習 (4/12)
(1) 目標
○ 調和のとれた一食分の献立づくりを通して,課題解決に必要な情報収集・活用等の技能と意思決定スキル等を習得する。

(2)展開

学 習 計 画 教 師 の 支 援
1. 本時のめあてを確認する。
○○○○な ○○食の 献立をつくろう
 
2. 自分のめあてを確認する。
・野菜たっぷりの朝食
・栄養素のバランスのよい朝食
・栄養素たっぷりの朝食
・魚料理を取り入れた夕食
・家族みんなで食べる休日の昼食
・食材を多く使った夕食
・妹の誕生日の夕食     など
○前時までに各自のめあてがもてるようにしておく。
○栄養面だけではなく,楽しく食べるための工夫にも目を向けさせるようにする。
               (T1)

3.献立の立て方を知る。
◎主食を決める。
◎汁物を決める。
◎おかずを決める。
○前時までに学習した「食事づくりの工夫」をもう一度ふりかえるようにする。(T1)

○主食・汁物・おかずの組み合わせで考えるとよいことを知らせる。(T2)

4.料理の本コーナー・献立絵カードコーナー食品分類表コーナーを活用して,献立づくりをする。

 献立が早くできた子どもは,栄養のバランスのチェックをしてみる。
○料理の本・献立絵カード・食品分類表の資料を用意し,各コーナーで情報を収集しながら献立づくりができるようにしておく。
            (T1・T2)

○困った時はT2(栄養士の先生)にアドバイスしてもらえることを知らせる。
               (T1)
○T1・T2は各コーナーをまわり,献立づくりの支援をする。
○献立を視覚的にとらえられるように,画用紙に絵で描いて表すようにする。

○食品成分表を見ながら,栄養面でのバランスを各自がチェックできるようにする。


5.グループに分かれ,自分が立てた献立について,工夫したことや自分の願いを発表し合う。
 (各自の献立の栄養バランスのチェックは
  次時に予定している。)
6.献立づくりをふりかえる。 ○互いに感想や自分の計画との比較,意見などを発表できるようにする。
○必要に応じて修正を行えるようにする。

○生活に生かすためには,家庭で実践するこ
とが大切であることをわからせ,休日などを利用して実践するとよいことを知らせる。(T1)
○子どもたちが作った献立のいくつかを,給食の献立にも取り上げることを知らせる。
                (T2)

(3)評価
 ◎家庭生活への関心・意欲・態度
  A・・・毎日の食事に関心をもち,自分の食生活を見直して,課題を解決するために意欲的に情報を収集する。
  B・・・毎日の食事に関心をもち,バランスを考えて一食分の食事の計画を立てようとする。

 ◎生活を創意工夫する能力
  A・・・情報収集したことを生かして,課題を解決するための食事の計画を,栄養のバランス・食品の組み合わせ・調理の方法など多方面から考えて工夫している。
  B・・・情報収集したことを生かして,課題を解決するための食事の計画を自分なりに工夫している。

 本時では,4つの観点の中から以上の2点に重点を置いて評価していきたい。