第11回「全国中学校創造ものづくり教育フェア」関東甲信越地区予選大会
第７回「千葉県中学校創造ものづくり教育フェア」

　８月２日に行われた、千葉県の大会準備会および審判講習会で出た疑問等について、その後行われた全国大会の打合せ等で確認・検討を行い、以下のようなローカル・ルールを追加し、千葉県大会を運営します。

　１１月５日に全国大会ルールを担当する埼玉県からルール改訂の連絡を受け、千葉県大会も改訂された全国ルールにしたがって大会を運営することとしました。詳細は追加掲載の部分をご覧ください。

○ロボコンj授業内部門ルール確認事項(県大会ローカル・ルール）　'10. 8.27掲載
全国大会ルール(rule2010.pdf) に補足
　・P.7(6) について
　「得点エリアまでロボットを戻し、コントローラを床面に置いてから操縦者が手を挙げて「パーフェクトゲーム」とコール（以下略）」の記述にあるとおりの手順を満たさない場合は、できていないところからコールをやり直す（コントローラを置いていない、手を挙げていない、など）。この際に相手チームが先にコールをしおわった場合には相手チームの勝利となる。
　・P.9 (11)Q&A Q2 について
授業以外で作成したロボットの県大会への出場は認めます。
　ただし、上位入賞の場合に上位大会（関東大会）への出場権を与えるかどうかについては、関東大会を運営する茨城県からの回答待ちです。（８月７日現在）
　・P.5 (4)　および P.8 (8) ※５ に関連して
大会当日、充電池を忘れてしまった場合、大会本部で充電池の貸し出しをしますが、全国大会同様、得点は０とします。


○ロボコン応用部門ルール確認事項(県大会ローカル・ルール）　'10. 8.27掲載
全国大会ルール(2010bv100.pdf） に補足
　１　競技概要
　　(6)(7)について
　県大会ではセッティングタイム60秒と競技時間150秒の間に、競技開始が可能か確認する時間を10秒間とります。
　　(10)(および　４　アイテムの規格・扱い (7))　について
　「すべてのアイテムを得点したあと」とは、アイテム置場とコート境界の自アイテムのオレンジのピンポン球とゴルフボールのすべてを、それぞれのゴールエリアにゴールしたあととします。すなわち、１つでもアイテムが残っていたり、間違ったゴールエリアにボールがある状態（例えば、ピンポン球のゴールにゴルフボールがある）では、共有エリアのゴルフボールを取りに行くことができない。
　ただし、相手チームのアイテムが自分のコートに入ってしまっている場合、そのアイテムについては得点していなくても共有アイテムを取りにいってもよいものとする。
　４　アイテムの規格・扱い
　　(1)について
　「40mm白色ピンポン球（収穫したり、落とすとマイナスになるもの）」の取り扱いについて、全国大会では”取って戻すことはできない”との見解を元にして、ごく短時間の接触は構わないが、ロボット内に取り込んだ場合ついてはその時点でマイナスとする（１つにつき３点減点）。
　　(7)について
<'10. 8.27掲載/'10.11. 8改訂>
　「共有アイテムに触って相手コートに落としてしまった場合は相手チームのアイテムになる」場合、落ちてしまったアイテムはそのままコート内に残し、審判が拾って戻すなどの行為は行わない。　→下記囲み内を参照
　「自チームのコートに落ちた場合は（中略）ロボットに取り込まれているアイテムは競技者がロボットから取り出してアイテム置場に戻す」場合に、アイテムを戻す位置は任意の位置とする。

<'10.11. 8追加掲載>
境界部分のアイテムについて
○自分のすべてのアイテムをゴールする前に共有アイテム（相手のアイテム、自分のアイテム）を落としてしまった場合の対応
　１．共有アイテムを自分のコートに落としてしまった場合
　　→落としたチームにファール１回プラス、得点−１点マイナス
　　→ロボットを止めて、落としたチームがアイテムを元の場所に戻す
　　→スタートエリアに戻り、取り込んでいたアイテムは競技者がアイテム置き場に戻す。

　２．共有アイテム（相手のアイテム）を相手のコートに落とした場合
　　→落としたチームにファール１回プラス
　　→相手チームに得点１点プラス
　　→ロボットを止めて、落としたチームがアイテムを元の場所に戻す。

○自分のすべてのアイテムをゴールした後に共有アイテムを落としてしまった場合の対応
　１．共有アイテム（自分のアイテム）を自チームのコートに落とした場合
　　→ゲーム続行

　２．共有アイテム（相手のアイテム）を自チームのコートに落とした場合
　　→落としたチームにファール１回プラス、得点−１点マイナス
　　→ロボットを止めて、落としたチームがアイテムを元の場所に戻す
　　→スタートエリアに戻り、取り込んでいたアイテムは競技者がアイテム置き場に戻す。

　３．共有アイテム（相手のアイテム）を相手コートに落とした場合
　　→落としたチームにファール１回プラス
　　→相手チームに得点１点プラス
　　→ロボットを止めて、落としたチームがアイテムを元の場所に戻す。

　※自分のアイテムを相手コートに落とした場合には、そのまま相手チームのアイテムとなる。　　

　７　得点集計
　　(4)「パーフェクトゲーム」の定義について
　「自チームのアイテムと共有アイテムをすべてゴールした場合」とは、ゴルフボールゴールに７個、ピンポン球ゴールに１８個がゴールされ、かつ白色ピンポン球がアイテム置場残っている状態とする。相手チームのアイテムが自コートに入って来ていた場合については、そのアイテムを使用してもよい。ただし、境界アイテムと共有アイテムがそれぞれのエリアの残っていてはいけないものとする。すなわち、「アイテム置場及びコート境界エリア、共有エリアに自チームのアイテムが無く（白色ピンポン球を除く）、ゴルフボールゴールに７個、ピンポン球ゴールに１８個がそれぞれゴール出来た状態をパーフェクトと考え、相手コートから入ってきたアイテムがあった場合には自コート内にアイテムが落ちている場合もある」とする。
　なお、白色ピンポン球を取り込んだり、落としてしまった時点でパーフェクトは無くなるが、相手コートから入ってきたアイテムでの得点も認めるため、２５点以上の得点からの減点となる場合もある。